こんにちは @KOKI_5G です。プロフ
今回は「MagSafe対応のクリアーケース」を DIYして、純正より軽くて安いケースを作成したお話です。
iPhone12 シリーズから 新機能として マグセーフ [ MagSafe ] が 搭載されました。
マグセーフ [MagSafe] とは、iPhone の裏面に内蔵されている磁石に専用の充電器やアクセサリーをピタッとはりつけて、付属品を便利に使う機能です。
今回は「MagSafe対応のクリアーケース」を DIYして、純正より安いケースを作成します。
では いってみましょう。
\ Appleの純正アクセサリー /
MagSafe(マグセーフ)について
MagSafeとは?
MagSafeは、Appleが開発した磁気接続技術です。主にMacBookやiPhoneに採用されており、従来の物理的な接続口と比べて、より安全かつ手軽な充電やアクセサリーの接続を実現しています。
MagSafeの仕組み
MagSafeの主な特徴は、磁石による接続にあります。
- 磁力による接続: デバイス本体と充電器、またはアクセサリーが磁力でしっかりと吸着します。
- コネクタの脱着: 強力な磁力によってしっかりと接続されますが、わずかな力でコネクタが外れる設計になっています。これにより、ケーブルが引っ張られた際にデバイスが落下するのを防ぎ、コネクタの破損も抑えます。
- 方向性: コネクタを差し込む向きを気にせずに接続できます。
MagSafeのメリット
- 安全性: ケーブルが引っ張られた際にコネクタが外れるため、デバイスが落下するリスクを軽減できます。
- 手軽さ: コネクタを差し込む向きを気にせずに接続でき、片手で簡単に操作できます。
- 多様なアクセサリー: MagSafeに対応した充電器、ケース、スタンドなど、様々なアクセサリーが発売されており、iPhoneの機能を拡張できます。
- ワイヤレス充電: MagSafeはワイヤレス充電にも対応しており、ケーブルを接続することなく充電できます。
MagSafeのデメリット
- 完全な固定は難しい: 磁力による接続のため、激しい振動や衝撃によって外れてしまう可能性があります。
- 非互換性: MagSafeはApple独自の規格のため、他のメーカーのデバイスでは使用できません。
- 価格: MagSafe対応のアクセサリーは、一般的なアクセサリーに比べて高価な場合があります。
MagSafeの活用例
- iPhoneの充電: MagSafe対応の充電器を使用することで、iPhoneを簡単に充電できます。
- アクセサリーの接続: MagSafe対応のケース、スタンド、モバイルバッテリーなどを接続し、iPhoneの機能を拡張できます。
- MacBookの充電: 一部のMacBookモデルでは、MagSafeコネクタを使用して充電できます。
MagSafe対応の磁気リング
はじめに紹介すると、DIYで使用した磁石部分は こちらの商品を使いました。
この磁石は ケース作成以外の DIY資材として応用が可能ですね。
MagSafe対応の磁気リング 色:シルバー 厚さ:0.4 mm
厚さ 0.2 mm 色=黒 貼り付け台紙付き
MagSafe対応 の iPhone クリアケースを自作。
今回は、この 純正クリアーケース に近い物を自作で作成します。
目標とする、Apple純正 の MagSafe対応 iPhone クリアケース はこちらです。
このケースの構造ですが、ケースの内側にマグネットが埋め込まれていて、位置ずれ防止のストレートマグネットが下にあります。
純正品の 価格は 約¥6,050 と、ちょっと高価ですが、純正品の安心感と美しさが魅力です。
この クリアーケース を安く自作できないか検討しました。
手作りに挑戦 まずは部材探し
手作りするのに必要なモノはこちらです。
DIY で用意した物 透明ケース
100円ショップ Seria(セリア) で調達した「 for iPhone 2020NEWモデル6.1 inch 」 です。
価格は 100円( 税別 )です。
お持ちの iPhone に合わせてサイズを選びます。
このケースは 価格は100円と安いですが、透明感があり、触り心地も良くて、軽量なので使いやすいです。
下の写真は 「Seria(セリア)透明ケース」(左)と「Apple純正クリアケース」(右)を並べたところです。
Seria(セリア)の 透明ケースは、ケースの四隅に衝撃吸収の突起があり、落下の衝撃を少し吸収してくれる機能があります。
重量が軽いのも特徴で、Seriaのケースが 約22グラム、Appleのケースが 約30グラムでした。
丸い磁石を探してみたが
MagSafeの特徴でもある丸いマグネット部分なんですが、100均で丸い磁石の代用品を見つけようとしましたが、 ぴったりの商品が見つかりませんでした。
商品名「マグネット粘着シート A4サイズ」をカットするなどの検討をしましたが、100均のマグネットは厚さがあり、磁力が弱いため実際に試してみましたがダメでした。
100均には 磁石を利用した製品が多数ありますが、うすくて 磁力が強い商品はありませんでした。
Magsafe用 磁気増強 メタルリング
「Magsafe用 磁気増強 メタルリング」をネットショップで見つけました。
この商品の本来の目的はMagsafeの磁気を増強させるためのマグネットです。
厚さが 0.45mmと薄いのに磁力は強力で、今回の手作りケースには最適でした。当然、MagSafeのリングと同じサイズになっていますのでサイズもピッタリです。
裏面に両面テープが貼り付けてあり、シール上になっているので貼り付けも簡単です。
この磁気リングを100均の透明ケースに貼り付けることにしました。
iPhoneに傷を付けるので注意が必要です。
貼り付ける面は透明ケースの外側にします。内側に貼り付けると、大事なiPhoneとマグネットリングが当たって傷が付いてしまいます。
クリアーケースに磁気リングを貼り付ける
リングをケースに取り付ける位置が重要です。リングを貼り付ける位置がズレると充電などが正常に行えません。
以下の作業でリングを貼り付けます。
リングに貼り付けられている両面テープが非常に強力なので、少しでも貼り付けてしまうと剥がすことが困難です。適切な位置に貼り付けるようにします。
貼り付け作業
位置を決めるため、100均のクリアケースをiPhoneの本体に取り付けます。
しっかり貼り付けるるため、透明ケースの裏面をよくアルコールなどで拭き取り汚れをおとします。
両面テープの離型紙を剥がさず、購入した「磁気増強メタルリング」を iPhone本体 のマグネットの位置に仮置きします。
リングは磁気に吸い寄せられて、貼り付ける最適な位置がわかります。
適切な位置が決まったら、貼り付ける位置があとで分かるように細マジックなどでマーキングします。
両面テープの離型紙を剥がして、マーキングした位置に慎重に貼り付けます。
リングを上からよく押しつけて密着させます。
表面の青い傷防止フィルムを剥がして完成です。
【DIY】MagSafeスマホケース 完成しました。
完成! 手作りケースの使い心地は
マグネットの強さは、Apple純正 オリジナルケース に比べて 約 1.2 ~ 1.5倍 の強度があります。
注意
貼り付けたマグネットリングは金属なので、他の機器と接触すると傷の原因になるので注意が必要です。
充電器などのアクセサリーを手作りケースに装着してみました。
MagSafe充電器 で充電しているところです。
問題なく充電できました。
MagSafe対応のiPhoneレザーウォレットなども、ピタッとはりつきました。
価格 と 重量
作成したケースの費用ですが、
まとめ
部材を全て100均で揃えることはできませんでしたが、安くて軽いMagSafe対応スマホケースが
DIYできました。
今回は 100均のクリアケースにリング磁石を貼り付けて ケースを手作りしましたが、このリング磁石を使えば、他のケースでも MagSafe対応ケースが作成できると思われます。
是非挑戦してみてください。