あなたと大切な家族を守るために「健康機能」 と 「緊急通報」が備わった Apple Watch の購入をおすすめいたします。この記事では 健康 と 安全 を守る様々な機能をわかりやすく紹介します。
Apple Watchは バンド や 文字盤を手軽に変更できるので、おしゃれに使いこなしている方も多いと思います。
Apple Watch のもう一つの魅力に、健康管理機能 と 緊急時の通報システム があります。
「健康管理機能」は 生活習慣病の改善につながるアドバイスをしてくれます。最新機能では感染予防の機能も追加されました。
「緊急時の通報システム」は、意識を失ったあなたを いつか救ってくれるかもしれません。
今回は、いざという時に役に立つ、知らずに使い続けるともったいない 、Apple Watch Series 8 の 健康管理機能と 緊急時通報機能について ご紹介いたします。
※ この記事は、Apple Watch Series 4 ~ 8 に対応しています。

最新のシリーズ8は機能満載ですが。機能を絞った SE モデルも 健康と安全の機能は ほぼ同じなのでおすすめです。
SEは、血中酸素・皮膚温・心電図などが測定できませんが、緊急時の通報機能などは、ほぼ同じです。ディスプレイが常時表示出来ないなど機能面にも差はありますが、基本性能は十分です。
健康管理 と 緊急通報 機能
それでは 健康管理機能 と 緊急通報 機能 を見ていきましょう。
※ 自転車の転倒事故で意識を失ったユーザーに代わってApple Watchが緊急通報している動画です。
手首の皮膚温度 測定機能 (健康)
Apple Watch Series8の新機能として「手首皮膚温度の計測機能」が搭載されました。
就寝時に手首の皮膚温を計測して日々の温度変化を把握することにより健康管理に役立てます。
体温計のように体温を測ることはできませんが、手首の皮膚温度を日々測定することでデータを蓄積して健康管理を行います。
皮膚温度の変化を解析して、様々なアドバイスを通知してくれます。


衝突事故検出で助けを呼ぶ (緊急)


衝突事故検出機能は、車が激しく衝突したことを検知すると、緊急通報サービスにつながる仕組みです。
こちらの機能は、最新バージョンの watchOS を搭載した Apple Watch Series 8、Apple Watch SE (第 2 世代)、Apple Watch Ultra で のみの動作する機能です。
乗用車(セダン、ミニバン、SUV、ピックアップトラック、その他)が、絡む激しい衝突事故 (正面衝突、側面衝突、追突、横転など) を検知して通報する機能です。
車の激しい衝突が検知されると、Apple Watch が警告音を発して、画面には警告が表示されます。
事故後に警告が発せられ、反応できない状態の場合は 20 秒後に自動的に緊急通報サービスに通報されるようになっています。
手洗いの自動検出機能 (健康)


Apple Watchのモーションセンサーとマイクが、手洗いしていることを自動的に検出してくれます。
手洗いを開始すると5秒ほどで自動検出され、15秒間のカウントダウンが始まります。
つまり合計で20秒間 「手を洗ってください」と促してくれるのです。
途中で手を洗うのを止めると 時間が短いですよ! と教えてくれます。また位置情報から自宅を検出して 家に着いたときに手を洗うように促してくれる機能もあります。



忘れがちな「手洗い」を促してくれます。
手洗いするときに 手首にApple Watchを装着しているので、そもそも手首が洗いにくいでが、今回 新しく発売されたループバンドなら伸縮性があるので、Apple Watchを手首の上までずらしてから 手首が洗えるのでループバンドは便利です。


20秒間って結構長いなぁ。。。と感じますが、キチンと手洗いができるようになりますので感染予防に繋がります。
「手洗いの自動検出機能」は watch OS 7以上に アップデートすると Apple Watch Series 4以降で利用が可能となります。
※ 注意:食器洗いをすると検出されることがあります。食器洗いの動きと水が流れている音が、手洗いと似ているためと思われます。
血中酸素濃度 (健康)


「Apple Watch Series 6 」から、血液中の酸素濃度を測定する機能が搭載されました。
普段生活しているときの標準血中酸素濃度は95~100パーセントと言われており、90パーセントを下回ると低酸素状態だと診断されるそうです。
医療機器ではないので誤差があると思いますが、血中酸素濃度の値は十分に参考になると思います。
感染症による肺炎の患者は、血中酸素濃度が 約50パーセント程度と著しく低くなっても、息苦しさを感じない場合もあるそうです。
AppleWatch の 血中酸素濃度の数字が重度の肺炎に進行する兆候を捉え、必要な処置が早くなるのではないかと期待されています。
また、就寝中に睡眠時無呼吸症候を起こすと血液中の酸素レベルが低下するので、睡眠中の血中酸素濃度を記録できるAppleWatch Series8 は、健康の何らかの予兆を捉えることが期待されています。
転倒通知機能 (緊急)


Apple Watchの転倒検出機能とは、Apple Watch 着用中に転倒を検知するとアクションを開始します。
「手首を叩く」「警告音を鳴らす」「画面にメッセージを表示する」等の方法でApple Watchが 転倒を検出したことにより警告を発してくれます。
本人に意識がある場合。
本人に意識があり、通報したい場合は、画面上で通知メッセージの「緊急 SOS」スライダをドラッグして、「警察(110番)」「海上保安庁(118番)」「火事、救急車、救助(119番)」の連絡先を選んで通報できます。
誤って転倒が検知されたときや、通報するほどの問題が体に発生していない場合は、「大丈夫です」をタップすれば、通報されず問題が発生しません。
激しいスポーツなど、例えば サッカーのキーパー や スケードボードなどでも 転倒を検出することがあるので、誤って通報しないよう、必ず「大丈夫です」を操作しましょう。
転倒時の Apple Watch の動作を解説
Apple Watchは 着用者が動いていることを検知した場合、通知メッセージへの反応があるまで1分ほど待機。自動的に緊急サービスには、まだ連絡されません。
その後、1分間 着用者に動きがないと、30 秒間のカウントダウンを開始します。
近くに誰もいない場合や、気づかれずカウントダウンを止める操作がないとカウントダウンが続きます。
その後、自動的に警察(119番)に電話がかかります。
通報中も、着用者の手首を叩き続け、警告音を鳴らします。警告音は徐々に大きくなります。
通報先に電話がつながると、Apple Watchから自動的に着用者の転倒が検知されたことを知らせる音声メッセージが再生されます。
同時に現在位置 (緯度経度座標) が通報されます。
1回目のメッセージが再生されるときは最大音量で再生されますが、その後は、着用者本人と その近くにいる人が、応答してくれたことを想定して、対話が聞こえるように音量が自動的に下がります。
非常に優れた機能で感心させられます。
Apple Watch Series6 からスピーカが更に改良されたので より遠くに警報音が聞こえるようになりました。
Apple Watchの転倒検出機能は オン/オフ を切り替えることができますが、必ずオンにすることをおすすめ致します。
なお Apple Watch の利用者が、55歳以上の場合は自動的に通報機能が有効になります。
「メディカルID」の事前設定 (緊急、健康)


Apple Watch の 緊急SOS は どこに繋がるのか把握しておく必要があります。
Apple Watchは 119番への緊急通報だけでなく、「メディカルID」に 設定した 緊急連絡先にメッセージを送ることもできます。
iPhone側で事前に設定が必要なので、家族などに通報したい場合は、連絡先に追加しましょう。
Apple Watchを購入したらすぐに設定することを おすすめします。メディカル IDの設定は Apple Watch でなく、iPhoneで行います。
正しく機能するように、事前に「メディカル ID」を登録しましょう。
1. iPhone の設定を開き「ヘルスケア」>「メディカル ID」の順にタップして登録画面を開きます。
2. 右上の「編集」をタップします。
3. 生年月日、その他の健康関連の情報を入力します。
4. 過去の病気やアレルギーなどについ伝えたいことがあれば入力しましょう。
5. 緊急連絡先を追加するには、「緊急連絡先」の下にある追加ボタン をタップします。
連絡先に設定した、あなたにとって大事な方に通報が行われるかもしれないことを事前に伝えておきましょう。
6. メディカル ID をロック画面に表示するには、「ロック中に表示」をオンにします。
これで、緊急時に、重要な情報を救助の方に画面で確認してもらうことができます。
7. 最後に「完了」をタップします。
登録内容に変更が生じた場合は、いざという時のために情報を更新するようにしましょう。
転倒検出機能をオンにする操作方法(動画)
転倒検出がオンになっているか確認する方法を説明した動画です。
設定方法は iPhone の Watch アプリから 「緊急SOS」をタップして 転倒検出 を ON 、OFF します。
スタンド機能 (健康)
Apple Watchは一定の時間、いすに座りっぱなしでいると「スタンド」(立ち上がれ)と「呼吸」(深呼吸)を促す通知(スタンドの時間です!)が表示されます。
定期的に立ち上がって体を動かすことは病気の予防に繋がります。
AppleWatchを購入していなければ、気づかなかったであろう立ち上がるタイミングを自動的に通知してくれます。
ほどよく通報してくれますので、立ち上がってストレッチなどをしましょう。
■Apple Watchが欲しくなった方はショップを見てみましょう。
心電図 (健康)
心電図はまだ日本では利用できません。アプリを設定すると以下のメッセージが表示されて使用できません。
メッセーシとしては「心電図Appはこの地域では使用できません」となります。
日本でも 2021年1月27日から Apple Watchで 心電図の利用が可能となりました。
Apple Watch の 心電図計測機能を利用するには watchOS を バージョンを 7.3以上にアップデートする必要があります。
また、iPhone側も、同時にリリースされたiOS14.4 以上にアップデートする必要があります。
両方をアップデートすると Apple Watch Series 4 ~ 8 でも心電図の利用が可能となります。
心房細動(AFib)の兆候など、不規則な心拍の通知
Apple Watch に 内蔵されている光学式心拍センサーを利用して、不規則な心拍の通知が行われます。
心房細動(AFib)などの兆候がないか、バックグラウンドで心拍のリズムをチェックします。
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心拍数 (健康)
Apple Watchで心拍数を測定できます。
Apple Watchで あらかじめ 心拍数の上限値と下限値を設定すると、設定値を超えるデータが感知された場合、通知されます。
睡眠の記録 (健康)
Apple Watchで睡眠の管理が出来ます。
新しい “ 睡眠 ” Appでは、睡眠の記録、睡眠スケジュールのカスタマイズ、一定時間の睡眠傾向を記録して、睡眠時間の目標達成を支援してくれます。
加速度計データを使って、目覚めた時や眠りについたときを検知します。
睡眠モードでは、おやすみモードがオンになり、眠りを妨げる動作を最小限に抑制して、設定した時刻になるとApple Watchのアラームがなり、バイブの触覚で起こしてくれます。
スケジュールされた就寝時刻になると Apple Watchを充電するためのリマインダーと、フル充電されたときのリマインダーを受け取るオプションもあります。
騒音アラート (健康)


Apple Watchが騒音を常時監視してくれています。
聴覚に異常が発生するほどの大きな音が周囲で発生した場合は、メッセージを表示して騒音レベルを教えてくれます。
簡易的な測定ですが、頻繁に警告が出る環境にいる場合は聴覚に障害が発生する可能性がありますので注意しましょう。
緊急SOS機能 (緊急)
Apple Watchの電源を切る操作をすると、緊急SOSへの通報メニューが表示されます。
緊急時に素早く連絡できるように、普段から操作方法を覚えておきましょう。
間違えて緊急SOSを通報した場合は、折り返し着信があります。
間違えて通報したことを伝えましょう。
無言で通話を切るなどすると、意識がない緊急事態と判断されて警察や消防が出動されることもあります。
1)Apple Watch のサイドボタン (Digital Crown の下のボタン) を押して「緊急 SOS」スライダが表示されるまでそのまま押し続けます。
2)Apple Watch の「緊急 SOS」スライダ「緊急 SOS」スライダをドラッグして、すぐに緊急電話をかけます。または、サイドボタンをそのまま押し続けます。
カウントダウンが終わると、自動的に緊急通報サービスに電話がかかります。
Apple Watchで 緊急SOSを使う方法の動画です。
★ Apple Watch シリーズ 6 ~ 8を 紹介します。
まとめ( 健康管理 、緊急通報 機能 )
優れた通報システムを搭載した Apple Watch が、この時間にも 人の役に立って命を救っていることでしょう。
Apple Watchを 初めて購入した方は、文字盤や通知機能に目を奪われがちですが、健康機能 や 緊急通報もApple Watchの重要な機能です。
いざというときに威力を発揮できるように、機能の理解と事前登録や情報をよく確認してから運用を開始しましょう。
次世代の Apple Watch Series 9 では、さらなる進化を遂げることでしょう。
・ 手洗いの自動検出機能
・ 血中酸素濃度
・ 転倒通知機能
・ メディカルID
・ スタンド機能
・ 心電図
・ 心拍数
・ 睡眠の記録
・ 騒音アラーム
・ 緊急SOS機能
Apple Watch の【緊急通報】が あなたを救うかも 設定方法と健康管理機能を全部紹介。
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